地震発生時の対応について

昨日は、緊急地震速報の誤作動により、列車にも大幅な乱れが発生しましたね。
皆様は、速報受信時に地震対応の行動を行えたでしょうか? 
当時、私は梅田にいたのですが、周囲の人間の多くは携帯を眺めながらぼーっと突っ立っているままでした。

ここで、そのような場合はどのような対応をとるのが適切か、非常に初歩的なことではありますが、まとめておきたいと思います。


1.家にいるとき
机の下に入る。ない場合は、カバンや上着、大き目の本で頭を覆う。
余裕があれば、火を消したりドアを開けて避難口の確保を行う。


2.外にいるとき
カバンや手、最悪は靴で頭を覆う。上を見て、看板やガラスがないところへ避難する。また、ガード下は危険である。電線が垂れていて感電することがあるのでそれにも注意すること。


3.お店にいるとき
頭を覆うのは必須である。ショーウィンドウや棚には近寄らず、壁にもたれかかる。頭上の看板には気を付けること。
そして、人が殺到する恐れがあるので、出口には駈け込まない。


4.水辺にいるとき
津波の危険性があるので、遠くではなく、とにかく高いところへ避難することが大事である。


緊急地震速報受信から地震発生までの時間は極めて短いことが多い。しかし、何も行動を起こさないくらいなら、少しでも安全に近づく行動を行ってほしい。災害時、生死を分けるのは一秒の判断の遅れである。
今回の誤報で何もできなかった人は、反省してほしい。びっくりしたと安堵するだけでなく、これを訓練ととらえ、次に本当に地震が来た時にどのように行動するかを考えるきっかけにしてほしい。

結論:カバンは大事です(違